座骨神経痛

座骨神経痛というのは症状であり、病名ではないです。

例)

・座り仕事が多すぎて、座骨神経を圧迫してしまう事によって座骨神経痛が発生する

・第4~5腰椎椎間板ヘルニアで座骨神経の中枢を圧迫してしまい、座骨神経痛が発生する

座骨神経痛は症状であって、結果という事です。

では原因というのは、何?となると思います。


ほとんどの原因は筋肉と言われています。

デスクワークなど座りすぎの状態が続くと、仙骨が後傾していきます。そうなると骨盤の靭帯が緩み、骨盤が不安定な状態になります。

その不安定な状態を筋肉で支えますが、その状態が続くと、使い過ぎた筋肉が使い過ぎて硬くなっていきます。(運動後に張るイメージ)

ですが、生活、お仕事の中で「座らない」という選択肢が出来なければ、硬くなった筋肉のまま。、また使うの繰り返しにより、更に硬くなります。

その部分が座骨神経を圧迫し、座骨神経に痛み又は痺れを起こすようになっていきます。

なので、世間一般で言われる座骨神経痛はこの状態が当てはまると思います。

この症状の事を「梨状筋症候群」とも言ったりします。


ヘルニアの痛みは想像を絶するものです(私もなりました…)

痛みというか痺れというか…

ですが、ヘルニアがある状態でも痺れが出たり、出なかったりとあると思います。

基本的には、炎症が出た際、急激に圧迫(かなりの負荷で椎間板が飛び出てくるイメージ)された際に、大きな痺れが来るようなイメージでいいです。

現在の研究では、

飛び出た椎間板も正しい姿勢を維持し、椎間板に大きい負荷を与えなければ、10年~15年でマクロファージ(貪食細胞)によって除去されると言われています。



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